家族滞在（親の介護・看護）

日本で活動する外国人にとって大きな心配事の一つは、母国に残している家族のこと。

母国に残した家族を呼び寄せて一緒に生活したいと思うのは、人間誰しも同じです。しかし、これも法律に則った条件でしか呼び寄せることが出来ません。

この家族を呼び寄せる条件は在留資格（VISA）の家族滞在に明記されていますが、家族滞在で認められにくいケースがあります。それは、親御さんを呼び寄せる場合です。

一般的にアジア系外国人は家族の絆が深いので、多くの人は母国に残している親の面倒をなんとか看たいと願っていますし、入管も人道的にはなんとかしてあげたいと思っているのですが、いかんせん法律の適用を係官が恣意的に行うことは出来ませんし、その都度特例を認めていると法的安定性も揺らいでしまいます。

当事務所では、年老いた親、病気の親を何とかしたいという、そんな気持ちにできる限り寄り添いたいと考えています。