永住資格が取り消される???

 ここのところ、いわゆる入管法改正による「永住資格が取り消される?」というご相談を受けることが多くなりました。いわゆる都市伝説的な情報が、外国人コミュニティ内でまことしやかにまん延しているという感じでしょうか。以下、よくあるQ&Aを2つ。

 Q1 永住権が取り消されるんですか?
 A1 取り消されるようなことをしているのですか?そのようなことをしていなければ大丈夫です

 Q2 税金、年金、健康保険を支払っていません
 A2 なぜ支払っていないのですか?支払えない理由をちゃんと役所に説明して、減免を受けるようにしてください

 この2点が非常に多い相談内容となります

 今改定の大前提として、永住資格をお持ちの外国人の方で、真っ当に生活していれば、何ら心配することはありません。問題なのは真っ当ではない方です。よく「永住権」といわれますが、永住は「権利」ではないのです。あくまで永住「資格」なんですね。なので、資格該当しなければ当然に資格が取り消されます。これは外国人差別でもなんでもないんですね。そして、Q&Aでも示したとおり、税金・年金・健康保険を支払っていないことにつき、悪質でなければ、またキチンと役所に説明していれば、無理やり強権的に取り消しなんてこともありません。少しきつい言い方をすれば、今改定は、これまで野放しにしていた悪質な外国人に対するものです。

 税金・年金・健康保険の滞納があるなど、ご自身の資格該当性に心配がある方は、都市伝説に惑わされず、また自身に都合のいい判断をせず、当事務所にご相談ください。

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